クランクプーリーのダンパー部分が切れ、オイルシールのオイル漏れが始まっていた。
アイドリングでクランクプーリーを見てみると、異常に振れて波を打って回っている。
丁度蛇が歩いてるみたいだ。
大袈裟になったが、それだけ目視できる状態であった。
クランクプーリー、アッセンブリー
切れているのは、右の一番下側、
ファンベルトが掛かる部分の
プーリーである。
左が新品のプーリー
組み換える前の物です。
ベルトのかかる順番は、一番上から
・パワーステアリングベルト
・クーラーベルト
・ファンベルト
クランププーリー、ファンベルトの掛かるプーリーを
外してみたところ、ゴムが4分の1ほど切れていた。
では何のためにこのダンパーがあるの?
との質問の答えはこうだ。
エアコンコンプレッサーや、パワーステアリングポンプ、オルタネーターの
ショックを和らげるためであろう。
つまり、エアコンのコンプレッサーは、入ったり切れたりの繰り返しで、
エンジンの回転が高い場合、コンプレッサーのスイッチが入った時、
このダンパーで振動や音を吸収し、コンプレッサーに負担を掛けないためである。
また、、ベルトにも負担が掛からず、長持ちさせることができる。
30年以上前の車には、このダンパーは付いていなかったような気がするが・・・・
エンジンオイル漏れの原因
交換したクランクフロントオイルシール
左が漏れていたクランクの
オイルシール
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