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2016年9月27日火曜日

ランクル80オートマ、バルブボディオーバーホール

                              ランクル80 オートマチックミッション 442F ミッション
                              バルブボディオーバーホール



バルブボディ本体

                             オートマチックミッションと併せて、バルブボディも
                             オーバーホールする事となった
            
          バルブボディーは、オートマチックミッションの
                             頭脳ともいえる重要な部分である



キックダウンレバー

         矢印の下の丸の部分にキックダウンのワイヤーが引っかかる       
         アクセルの踏み方により、このレバーが回り、〇で囲んだロッドを
         押すことにより、油圧回路を変え自動的にギヤを落とす










         バルブボディ本体は、油路も複雑で本数も多く、3分割に分かれる
         その油路の中にピストン、ボール、ロッド、スプリングが入り、
         油路の切り替えを行いギヤチェンジを行っている
         バラしている時にこのボールが落ちるので要注意だ




         このパチンコ玉より小さいボールがチェックバルの働きをしていて
         オイルの逆流を防いでいる
 



ロッドの動き




         ロッド及びピストン・スプリング等の動きを確認しながら
         バラしていくと、組み付け時に摩耗等の確認作業が楽になる
         これらの動きが悪くなるとシフトタイミングの異常や
         ギヤが変わらない場合もある





      http://toproad4x4.car.coocan.jp/

2016年9月20日火曜日

ランクル80オートマ修理

80ディーセル、オートマ不良で入庫

遠方からのご来店有難うございました

エンジンブレーキが効かないとのことなので、恐らく油圧の低下が考えられる

どの部分の油圧低下なのかを判断する為にミッションをオーバーホールする事となった

オーバーホールをすることで、摩耗している部品や、今後壊れそうな部品を点検交換できる為、永く乗れるようになる
また燃費、変速ショック、シフトタイミングも新車並みとなり、燃費向上につながると思われる






ボルトがゆるみ油圧が逃げている場合があるので、オイルパンを外し、バルブボディボルトの締め付け状態を確認











バルブボディを外す
一見なんでもないように見える













バルブボディは、同じ80のガソリン車A/Tと違いシフトタイミングを変えるセンサー類は見当たらない
全てプッシュロッドで油圧回路変更作動を行っている
  • A/Tで使用しているOリング
これだけの数があるので
楽ではないね(笑)




原因は見ての通りアキュームレーターピストンのOリングがなくなっていた

そのため油圧が逃げエンジンブレーキが効かない状態であったと考えられる

只、このOリングの破片が何処にも見当たらない

A/Tオイルを何度か交換しているとのことなので、恐らく細かくなったOリングがオイルに混じり外に出たと思われる




サポートの中にあるクラッチデスク
減っているものは交換














ピストンのOリング交換
走行距離が多いので、若干硬化がみられる













バルブボディをO/H














  つづく


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2016年9月18日日曜日

ランクル80ガソリン車フロントパイプ・スポーツ触媒

ランクル80
フロントパイプ・スポーツ触媒SET販始                      http://toproad4x4.car.coocan.jp/

  
80の場合フロントパイプ、触媒取り付け部分、センサー取り付け部分、フロントパイプの二股部分が錆びて排気漏れを起こすことも多く、純正品フロントパイプ、触媒等の修理費用が25万円程と高額になってしまうこともあり、なかには80を諦める人がいるかも?
でもまだまだ勿体無い!
当店のフロントパイプ、触媒はステンレス304なので長持ちするし、
OEMなので純正品と違い何年経っても部品の補充が出来るのもメリットだね

オフロード走行も考え、出来るだけヒットしない場所に触媒の位置を決めたり
トルクを落とさない作りにして、高速もパワー不足にならないように考えたり
なかなか大変だったよ!


フロントパイプ
フロントパイプは、純正EXマニホールドに取り付け、6-2-1で出来るだけ排気抵抗を考え、純正パイプと同じ取り回し

エンジン1FZ用4.5L用で中期・後期
と殆ど同じ位置を通している













スポーツ触媒、2直列
ヒットしにくい位置














リヤ触媒、この車は中期













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2016年9月17日土曜日

フォードブロンコオイル漏れ ①

ブロンコオイル漏れ
何箇所もあるけれど、古いからある程度しょうがないかな?
まず、ミッション2箇所、トランスファー、エンジンオイルパン、
タペットカバー、パワステホース、漏れが多いところはこんなところかな?
後は、試運転して確認するしかないね。