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2016年9月20日火曜日

ランクル80オートマ修理

80ディーセル、オートマ不良で入庫

遠方からのご来店有難うございました

エンジンブレーキが効かないとのことなので、恐らく油圧の低下が考えられる

どの部分の油圧低下なのかを判断する為にミッションをオーバーホールする事となった

オーバーホールをすることで、摩耗している部品や、今後壊れそうな部品を点検交換できる為、永く乗れるようになる
また燃費、変速ショック、シフトタイミングも新車並みとなり、燃費向上につながると思われる






ボルトがゆるみ油圧が逃げている場合があるので、オイルパンを外し、バルブボディボルトの締め付け状態を確認











バルブボディを外す
一見なんでもないように見える













バルブボディは、同じ80のガソリン車A/Tと違いシフトタイミングを変えるセンサー類は見当たらない
全てプッシュロッドで油圧回路変更作動を行っている
  • A/Tで使用しているOリング
これだけの数があるので
楽ではないね(笑)




原因は見ての通りアキュームレーターピストンのOリングがなくなっていた

そのため油圧が逃げエンジンブレーキが効かない状態であったと考えられる

只、このOリングの破片が何処にも見当たらない

A/Tオイルを何度か交換しているとのことなので、恐らく細かくなったOリングがオイルに混じり外に出たと思われる




サポートの中にあるクラッチデスク
減っているものは交換














ピストンのOリング交換
走行距離が多いので、若干硬化がみられる













バルブボディをO/H














  つづく


http://toproad4x4.car.coocan.jp/


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