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2011年10月26日水曜日

ウォーン12,000ウインチ修理

ランクル80に付いていたウオーン12000のコントロールボックスを移動したら何とウインチが動かない。
リレィの音がしているのでウインチのモーター自体が不良と判断。

ウインチ本体を外してばらす事にした。
錆びているのが分かっていた為、
恐る恐るモーターケースの取り付けボルト6mmを騙しながら緩めた。






案の定錆びが凄い。
 
磁石のマグネット部分もかなり錆びている。















真ん中のブラシ部分にコミューテーターが当たる訳だがこの部分も錆びていた。
動いて無い為だと考えられる。












コントロールボックスの端子部分にグリスなど
塗って錆び止め接触不良に役立つ。
これは昔ながらのやり方だ。











最後組み付けにパッキンシールなどで、
水が入らないようにする。

動かなくなった原因は、水による錆で端子が錆びて剥がれた為にモーターが動かなかったのである。

コミューテーターの接触部分やコイルなど錆びている部分を掃除し組み付けて完了した。

2011年10月4日火曜日

第2戦JOAマッドドラッック

マッドドラック第2戦参加しました。
5月は、ど恥をかいて、今回に望みましたが、なんと又やっちまった。
何故最近こんなに本番に弱いのか?
色々本番の本番はあるけれど・・・・
とは言って見た者の、一夜づけはそれなりだ。
2日前に準備が終わり、軽くマッチングを取り、なかなかの出来上がりに満足した俺は、
5月に泥水で失敗した経験を教訓に、ホームセンターで家庭用エアーダクトを購入。
100φのダルトを室内までエアーフロメーターダクトから引いてエアー吸い込みを室内に・・・
これで水は吸い込まない。完璧と思いつつ、
こんなエアーダクト付けてまさか千葉からイベント会場の茨城まで恥ずかしくて走れない。

 
泥対策でこんはかっこうになっちゃったよ。

で、イベント会場近くでこのダクトを付けてそこで再度マッチングを取ればOKだな。
と思っていたのが甘かった。
なんと3000回転付近が噴けない、アクセルを若干緩めて又吹きあがるが、
丁度オートマシフトが変わる回転数だ。
もう時間が無い、イベント会場に向かった。

走りながらスーパーチャージャーの吸い込み量はやっぱ多い、
ダクトで吸い込み量が足りない気がしてきた。
計算では一分間に吸い込む量は足りないのは大体分かっていた物の
マッチングでごまかせなかったのか・・・
やっぱレースとなるとフルコンにしなければいけないのか?
また課題が増えた結果となった。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
予選を走った後はこんなになっちゃった。
 結果  三位 入賞 



 
今回は仲間が少なかったがお疲れさまでした。

ん エアー吸い込み?
良いアイディアが出た。
今度やってみよう。

2011年9月24日土曜日

95プラドエンジンブロー

ビックリ?
95プラドのノーマルエンジ5VZがブローで入庫

 
5VZのノーマルエンジンがブローしてレッカーで運ばれて来た。
エンジンを掛けるとゴトゴトゴト、オイルがかなりの勢いで漏れて来る。
これはブローの逝きだな?野生の感で中古のエンジンを載せる事にした。
理由としてオイルの漏れている部分が広範囲にあるからである。
この件に対して色々説明すると長くなるので御来店して頂いてご説明します。
我ながら商売が上手くなって来たかも?なんてね
 
 
襲撃的なブローしたエンジンの写真

 
写真を拡大して頂ければ分かるが、左奥の部分に
クランクシャフトのジーナル部分が見える。
そう? シリンダーブロックに穴が開いていたのである。
ここからオイルが大量に出ていた原因である。

出ていた物がコンロッドのキャップである。
上手い事セルモーター上に乗っかっていた。 
ちっとセルのB端子に近かった為危険があったが?・・・


よ~く見るとキャップのボルトが曲がっていることと、
クランクジャーナル部分が綺麗なことが気になる。
エンジンオイルが原因だとすれば、ジャーナル部分に
ジャーナルが付着して起こるオイル切れや、
油温上昇の油膜切れなどが考えられるが、
ジーナル部分が綺麗なのは何故だろう。

オーナーのH氏によれば普通に高速を走っていると
異音がして力が無くなり。、高速Pキングに入れてみたところ
オイルがかなり漏れていたとのこと。
走行距離が150,000キロでのことなので何とも言えないが、
ブローする前に力が無かったとの話もあったので、もしかすると、
この5番がミスファイヤーしたりしなかったりでブローした可能性は大である。

V6、V8は一本死んでも一般ユーザーはちょっとおかしいか?
程度で、全く気づかない人も多い。
少しでも異常が気になれば大事になる前に、専門ショップ又はディラーに
相談して頂ければ、大事に至らない可能性が高い。

今回はパーシャルエンジンを取らずに走行距離の少ない中古エンジンを
オーバーホールして、若干のポート・ヘッド研磨などで馬力アップを計る事にした。



2011年7月7日木曜日

パワーアップクーラント

クーラント?トルク出るんの?
嘘だろ?いや~?

 
これかい?

そうです。
これがティフォーネって言うクーラントです。
LCMのライターの紹介で、本日LC100の
ラジジエターに入れました。

ん~  
レースに良く使ってる?
それがどうした。
 

じゃ データーで残そうか?
ライターのK氏は勿論納得。早速データーロガーを取る事に・・・
まずはノーマルでデーターロガーで水温、車速、吸入空気温度の
3点をデーターに残す事にした。

過酷なスピードを出して信号待ちなどした場合アイドリングで
水温が上がるのは当た前だからな。
この時の吸入空気温度でエンジンルームの温度は分かるし、
それから走り出して水温の変化があるのかどうか?
何故トルクが出るのか?
半信半疑で試運転する事に・・・

パワーアップクーラントを入れる前、試運転でデーターを取り、
クーラントを入れ替えて、再度データーを取ことにした。

但し、このクーラントを入れる際は、全てのLLCを抜き取り
ラジエター、ウォータージャケットを荒い流した後で、
注入することが望ましいとのこと。

ラジエター下のドレンコックとシリンダーブロック水抜きで
完璧に抜いて水洗いし、パワーアップクーラントを注入。
エア抜き、そして暖機。
ノーマルと同じ条件にて試運転。

おっと、違うぞ!
2,000回転弱からもうアクセルの付きが違う。
これは悪くない。
チャージャーと比べちゃーいけないが、
変わっているのが実感出来るのが不思議だ。
お勧め商品の一つに登録しておこう。

この商品はランクルマガジン今月号か来月号に
紹介される予定なので、興味のある方は
ご一読願いたい。

「チュニングは細かい努力の賜物だ。」
F氏の言葉をパクル俺でした。

2011年7月5日火曜日

ハグロ トンボ

 
こんなトンボ見たこと有る?

ハグロトンボって言うんだってねぇ。
何日か前にピットに入って来て、
事務所の椅子に留まったところ。
綺麗だよね、でも何で羽が黒いのかね?

2011年7月4日月曜日

ジムニーJB23 ギヤ入り悪いのは?

JB23 ギヤ入り悪いのは何が原因?
















朝などに1速、2速の入りが悪いとのこと。
走り出してエンジンが暖まれば問題なく入る。
たまに信号待ちで入りが悪い時もあるそうな。

原因はクラッチの切れが悪いこと。
よく1速、2速のシンクロが原因でギヤの入りが悪いと
ブログに書かれているのを見かけるが、殆んどの場合
クラッチの切れが悪いのではないかと思う。

バラしてみてもクラッチカバーのスラストベアリングの
当たる部分が減ってはいるものの、肉眼で見る限り
クラッチデスクには問題はないように思われる。

クラッチカバーにも原因があると思われるが、
おそらくクラッチデスクのプレート部分の歪みと
クラッチデスクのフェーシング部分の歪みが
原因であろう。
特に朝はミッションオイルが硬い為、
余計に入りが悪いのだろう。


いずれにしても症状を良く聞いて判断し
ミスがないようにしたいもんだ。

又クラッチを組んでミッションを載せる時、
ミッションのメンドラシャフトをスムーズに入れないと
走り出しのジャダーや、クラッチの切れが悪くなって
しまうので、なるのでやっぱ経験だよなぁ~
と思いながら慎重にミッションを乗っけたよ。

2011年6月30日木曜日

元気です。

久々のブログです。
先日の傷が深く更新出来ず、なんて嘘ですが・・・・

ジープのT氏時間が掛かって本当にごめんなさい。
「いつでも良いよ」との甘い言葉に甘えてばかりでごめんなさい。

同じ三菱のO氏のパジェロ君、震災の影響で遅れていましたが、
ようやくBIGインジェクターが6本揃いました。
取り付けして、さてサブコンの取り付けに入ろうと配線図を見たら、
なんと、エアフロメーターのトランジスターが、エアフロに入っている。
オマケにブーストセンサーも付いているし・・・

しまった、甘かった。
つまり、どちらかを擬似信号でごまかしても、もう片方が純正ECUに
異常信号を送りチェックを入れる可能性大。
最悪フエールセーフを入れるのでは・・・・・
上手く行ってもブースト0,2位で頭打ち、それ以上は純正ECUに
データーが入っていない可能性もあるかも? 

スーパーチャージャー付けて、うちの奴はどうしても軽く 
0,5Kパスカルは上がる。
と言う事はサブコンでは不可能?
じゃしょうがない、フルコンだ。
でも難問が一杯?

今日は、センサーの取り付けに入りました。
しまった写真が撮れてない?
メモリー一杯みたいでした。

まあいいや
明日撮ろう。
今日もほろ酔い気分で最高です。

2011年6月14日火曜日

JOAイベント

皆さんお疲れさまでした。
イベントは無事終わりました。
マッドドラック会場コース

               

         















マットドラックは参加しましたが、トラブルで残念の結果になりました。
私の100は泥水対策が失敗。物の見事に出力半分ぐらいしか出ず、
走りは亀のような気持でした。 ふぅ~
もう一台もAHCの不良でアクセル踏めず同じ状態です。
と言う事で落ち込んでいる為2日ブログの更新が遅れました。
次回は、対策を考えます。 (笑)
ポジティブに考えねば。
美味しい焼きそば作り(ブースでの食事)
ナイスコンビ!!






みなさん色々やって頂いてありがとうございました。
楽しい時間を過ごしました。

2011年5月29日日曜日

サーフ215パネル




215ドレスアップ

 
 
 

                            



2011年5月24日火曜日

チャリティーイベント開催 

中々忙しくてブログが書けない日々が続いたなぁ。

6月11,12でのJOAフェスティバルを茨城の下館で行う事が決定した。http://minkara.carview.co.jp/userid/504263/blog/22495414/
入場料3,000円でキャンプ付きの一泊二日、安いと思うよ。
エクストリームレースを土曜にやって、日曜が好評のマットドラックレース。

今年は久々にうちのお客さんも出れるかな?
いや俺も出ちゃうかな?
一応出てみようかな?

車は100にして明後日から造る予定。
間に合わない?
お客さんの仕事の合間に100いじるから完璧に仕上がんないけど、
そこそこは良いとこ行くんじゃないかなぁ~

今からじゃタコアシも間に合わない、ふう~
マフラーは後ろだけでもいいや。
究極の抜けの良い奴を作ろうかな、暖めてきた奴。
ちょっと大袈裟になっちゃった。
トルクテストに丁度良いや・・・・
なんて甘いよな、きっと・・・・・

という訳で皆さんお友達、パートナーを連れて集まろう。


http://toproad4x4.com/

2011年5月3日火曜日

マフラー消音

 
ハイラックスサーフ185クロカン使用に付いているマフラーの音が大きいから
小さくして欲しいとの依頼がありマフラーを覗き込でみた。

テールはクロカンテール斜めカット、メーンサイレンサーの中はストレートに
想像出来る。
何故ならメーンサイレンサーの入り口と出口がサイレンサーの中心で
消音を余りしていないからである。
車検ぎりぎりの音の感じではあるので、早速騒音を計ってみることにした。
 




マフラーの騒音を計る距離と角度は出口から50センチ45度の所での計測が基本の測定
場所である。
計ってみたところ近接騒音(最高出力の75%の騒音)、つまり最高出力、例えばメーターの
レットゾーン5000回転だとするとそれの75% 3750回転までアクセルを吹かして、
離した時の音を計る。この車で103dbであった。
丁度規制騒音の103を超えていない為、車検の合格ラインだがやはり気にすると音が大きい。

テールにインナーサイレンサーを入れと、音は小さくなるが風切り音がでるので
あまりお勧め出来ない。
メーンのサイレンサーを加工して消音にする事にした。
メーンのパイプは60φサイレンサーの出口部分を切断して覗いてみた。
中はやはりストレートであった。ただ若干細くしぼって消音してある。
なるほど、この分で車検対応の騒音に抑えてあったのか?
もっと音を細くするのにはボウチョウカンを造るか、もっとサイレンサーを絞るしかない。
このくらいだと少し絞れば音がある程度治まりそうなので、もう少しストレートパンチング部分
出口側にインナーサイレンサー風、自作の抵抗を入れることにした。
 

 
入り口がエンジンから来た排気の流れであるが自作の抵抗を入れることにより、
排気が出口横の壁に当たり戻りの排気とエンジン側から来た排気と当たり、
排気干渉が抵抗になり消音となる。
エンジンの回転があがり排気量が上がれば、排気干渉の部分を戻りの排気に打ち勝ち
テール側に排気が流れる。

つまり、排気の流れが、排気干渉が大きければ大きいほど消音効果が大きくなると言う事になる。
ただ、排気干渉が大きいと言う事はその分排気の抜けが悪い為、高速でふん詰まりになる。
逆に抜けを良くすると、音も大きくなるし、低回転のトルク不足にもなる。
この辺の調整が難しい。
やはり野生の感が必要なのか? 経験?
冗談はさて置き、冗談はよしこさん、冗談はよしなよ の略?
古いか?(笑) 

加工後の騒音は? この車の場合 (車種年式により数値が異なる)
下記のような結果になった。

      アイドリング   近接騒音(単位db)
基準       85         103
加工前   67         103
加工後   64         96
 
 
静かになり、下の回転で走りやすくなったとY氏からメールが入った。 
丁度いいところに治まったみたいだ、良かった。
ん、排気抵抗で若干トルクが出ていると思われる。
何故NAの場合排気抵抗でトルクが出る感じがするのか?
次回の何かの機会に説明できると思う。

2011年4月18日月曜日

ジムニーJA11試運転


何だかんだでジムニー君に掛ける仕事の手が遅くなり、
ようやくジムニー君のエンジンが取り掛かった。
オーバーホールを終え、アイドリングで20分、
それから1時間ぐらい各部分の当たりが出るまで
エンジン回して、エンジン、ミッションのオイル漏れ、
水漏れの点検、点火時期の点検などを済ました。
やっぱ慣らしはちゃんとやらないとね。

 
ブローオフ、ブリッツ製をインタークーラー横に付けてみた。
なかなかセンスの良いと自分で納得。
 
 
 
エンジンを掛けるとミッションの音が出ていた。
少し焦った、ベアリングは変えてあるのに何故?
そう言えば少しカウンターのシャフトのギヤ部分に傷があったっけ?
あれぐらいの傷で出るか?

一瞬考えたが少しずつ静かになって来た。
なんだオイルが回ってないからか?(笑)
久々にミッション組んだから焦ったよ。

さて早速試運転してみた。
慣らし運転だから吹かしても3,000回転チョイぐらいまでだよな。
丁度ブーストが掛かるぐらいでアクセルを離す感じでシフトアップして走る感じ、
0,1~0,2ぐらいでシフトアップだから、ブリッツ特有のかん高いプシュンは聞けないが、
耳を澄ますとフシュってかすかに聞こえる?

ここはアクセル吹かすのは我慢、我慢。 
走っていてブーストが掛かって来るとアクセル一定でもスーッと伸びて行く。
これがポート研磨した成果かな? ピストンのバランスも取ったしな。
ずぼっと吹かせばレスポンス良くアクセルに反応するのはずだが、
まだ吹かせない、慣らしが終わるまでは・・・・・

今思えば写真はないがF6Aの場合、オイル交換をしないでキロ数走っていると、
ブローバイガスでカーボンがタービンインペラ、インタークーラー、インマニの中まで
どろどろになって、場所によっては詰まる一歩手前。
勿論ピストンリングの磨耗も大きな原因だが・・・・
まあどんな車も一緒だが、メンテはまめにやらなくてはね。

ミッションの方はギヤの入り、音、出だしのジャダー異常無し。
完璧だね。

よく出だしにジャダーが出る車があるが、クラッチを交換してミッションを載せる時に
ミッションを強引に入れるとジャダーが出る場合が多い。
この場合は又ミッションを降ろしてクラッチディスクを変えないと直らない。
ディスクは見た目じゃ中々分からないので気を付けたいね。
又ジャダーは、寿命で交換しなければならない場合もある。

と言う訳で明日又慣らしとホイールの交換をして納車しよう。

2011年4月4日月曜日

ジムニーJA11エンジンオーバーホールパート3

今日で最後のエンジンオーバーホールの話

オイルポンプです。
油圧を上げる為にクランクシャフトからの回転を増速し油圧を上げている。
外車もオイルポンプの構造・原理は基本的には同じ変心式ギヤを使っている。
ちなみにベンツの500V8はチェーンでオイルポンプを回してたっけ、
でもポンプの構造原理はジムニーと一緒。
ん?一番油圧を上げて的確にオイルを送るのはこの方法が一番なのか?

 

ばらして見て若干の傷があるが油圧が抜ける程の傷ではない。
やはり小メタルの傷はオイル交換をかなりやってないとなるな。
ただ念の為、オイルポンプは交換する事になった。

2011年4月1日金曜日

ジムニJA11パート2シリンダーヘッドオーバーホール

昨日はやっぱりブログOFFだった。
眠くてすみません。

じゃ ジムニーF6Aシリンダーヘッドオーバーホールを書いてみよう。
これがシリンダーヘッドでロッカーカバー又は(タペットカバー)を
外してある部分である。
オイルを交換をやってないのでやっぱ汚れてるね。


シリンダーヘッド裏である、シリンダー側だが、
バルブが見えないほどカーボンが凄い。
まるでディーゼルエンジンみたいに凄いのが
写真でも良く分かるね。

 
インテークバルブを外した状態


インテークバルブのバルブシートに当たる部分だが
ちゃんと当たってないので圧縮が漏れているのが
想像出来る。


丸がバルブシートに当たる部分である。
この部分の当たりを取ってあげれば、圧縮の抜けがなくなり
エンジンの力が出る。
エンジンを良くやっている人は解るだろうがかなり力が違ってくる。

当たりを取ってあげればこんな感じで白くなり、バルブシートとの
当たりが良くなるのである。
 
 
このバルブとバルブシートの当たりを人間に例えると、
俺には良く分からないが、入れ歯の噛み合わせが悪く
丁度食べ物が潰れない状態。
つまり上の歯と下の歯が上手く噛みあわなくて食べ物や
水が歯の間からこべれる事かな。
バルブも隙間が空くと圧縮したエアーがこの間から抜ける
と言う事だ。怒られそうだな ははは
 
普通はこれで組んでバルブクリアランスを取って終わりだが、
俺の場合ここからなんだよな。。。。
よく聞くポート研磨
インテーク、エキゾーストのポート研磨である。

まずエキゾーストのポートはつるつるにして、排気の流れを良くする。
インテークは少し純正のざらざらを残すのが一番良いのだ。
この残す少しが経験によるものである。

下の写真の赤丸をした所のシート裏側、吸入空気の入る側が
どんな車も出っ張っている。
人差し指、中指で優しく触れば出っ張っているのが解る。
優しくだよ。ん?勘違いしないでほしい。
出っ張っている部分をリューターで削るんだよな。
丁度歯医者さんが歯を削って合わせるみたいにだ。
これぐらい綺麗にすれば爆発力も上がると言うものだ。

燃焼室をエンジンを分解しないで燃焼室を掃除するのに
一番手っ取り早いのが、燃料の添加剤で一緒にガソリンと
燃やして、燃焼室・インジェクターノズルの掃除とオクタン価を
3上げる物がある。
 
ハイオクガソリンはレギュラーよりオクタン価が高いだけじゃなくて
洗浄効果もあると言う事も御存知であろうか?
添加剤でハイオク以上のオクタン価で、シリンダーの掃除も
できりゃ一石三鳥である。

これは中々お勧めである。
テスト結果もある。
悪くない。

2011年3月29日火曜日

ジムニーJA11エンジン パート2

こんな時に出来る事?
それは自分に出来る事を感謝しながら一生懸命やることではないか?
そう考えながら今日は定休日の休みを頂いた。
経済が動かなくなると被災地の復興に時間が掛かかる。
少しでも早く復興をする事を祈ります。

それでは、気持ちを入れ変えてジムニーF6Aエンジンオーバーホールの
続きを説明します。

女性でも解るオイルの話。
エンジンオイル、それは人間で言うと血液に例えられる。
血液が汚れれば色んな病気になるのは理解出来るであろう。
車も同じで汚れれば故障に繋がる訳で、ドロドロになれば入院して手術を
しなければならない。これも同じである。

血液を綺麗にするのには腎臓であるが、車の場合はオイルフィルターがある。
又血管の中を流す為に、血液には圧力が必要になる。
人間の心臓に当たるものが、車の場合オイルポンプと言われる物である。

という訳で汚れにより、もう少しで大事になり、最悪エンジントラブルで車が
動かなくなる所であったかも?

ちょっと話は変わるが このピストン3個並べると犬のトイプードルが
横向いてるように見えない?俺だけか?
可愛く見えるの・・・・

エンジンの心臓部と言っても過言ではないピストンに汚れ



オイル交換をしないとこのピストンリングも固着する。
 
 
掃除して綺麗にした物 
 

 


















ピストンの頭に三日月がたに2箇所あるがこれはバルブの逃げで、
メーカーはタイミングベルトが切れた時にバルブとピストンが
当たらないようにしたのかなぁ~

ただF6Aのこのエンジンは当たるんだよなぁ
以前タイミングベルトが切れた車があって、ピストンとバルブが当たり
見事にバルブが曲がった事があったっけ。
タイミングベルトが緩んでくると、音が出てくるんだけど皆さん解るかな?

でここからは、チューニングに入る。
まず、ピストンのバランス調整。
コンロッドの強化もあるが、ターボがノーマルであるので、ピストンの
バランス調整だけにした。

重量を3個同じにするわけだが、夢中になっていたので写真を撮り忘れた。
もう腰下は組んじゃったので写真は次回にします。
ランクルの2UZエンジンになるかも?

明日はヘッドのオーバーホール、チューニング編かな?
いや明後日かな?

2011年3月26日土曜日

ジムニーJA11エンジンオーバーホール パート1


何だかんだで中々エンジンをオーバーホールが出来ないが、
今日は少しばらせたよ。
 
実はこのジムニーのユーザーT氏もメカには詳しく
エンジンのオーバーホール出来る人なのだが、
時間がなくて俺がやることになった。

              
と言う訳でF6Aの中古のエンジン持ち込みでエンジンを        
オーバーホールして、このJA11ジムニーに載せると訳だが、         
今載っかっているエンジンを降ろして置くと・・・・              
まあこのジムニーから降ろすエンジンは圧縮が落ちていて             
力がないから当然かな。
 
 
            
ヘッドを降ろしピストンを外してびっくり?でもないか?           
よくあるが小メタル コンロッドのジャーナル、俺は古いから小メタル、            
クランクのジャーナルは親メタルと呼ぶ。            
これが傷付いている。
オイルが汚れていた為と量が少なかったからではななぁ~?           
もう少し無理して走るとメタルの音が大きく出て、メタルがクランクに噛んで           
ロック、エンジン パァーになるところだったかな?         
よく言うブロー 。
 
チューニングで馬力を上げてありオイルクーラーを付けるのも対策の一つ。
このメタルがクランクと焼き付いてシリンダーブロックやオイルパンを
突き破りコンロッドが外に出たりする。よく言う脚が出た。である。
こうなるとOUTで泣ききれないであろう。 
 
 
1番のメタルと3番のメタルが危険になる前兆である。
 
 
 
 
  
 
クランクの方はペーパーを掛ければ全然問題ない傷である。            
            
       
これが一番のメタルのUPだが、クランクと当たりが出た傷ではなくて          
オイルが原因で起こった傷である。よくスラッジとも言う。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これぐらいは普通になるスラッジである。
これが2番である。
 
                 
勿論この小メタル親メタルはセットで交換する。                
もう部品は入っていて作業をするだけであるが、                 
他の仕事で出来ないのが残念だ。