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2018年9月26日水曜日

ランクルスーパーチャージャーキット

ランクルのスーパーチャージャー付き
偶々3台揃いました



ご依頼内容は、ランクル100.2UZスーパー チャージャー、(イートン製)オーバーホールと、
80 TRMスーパーチャージャー、1FZは、エンジン不調?、80に2UZスワップしてあるTRMスーパーチャージャーはタコ足制作と
3台のスーパーチャージャー付きが入庫しました

先ず80のエンジン不調?、
チェックランプが点きっぱなしで、ダイアグで点検した結果、
ノックセンサーと判明、サブコンで燃調を取ってあるので、
一応マッチングを点検調整
ノッキングが出るほど燃料も薄くもなく、
異常がないのでセンサーを交換する事で終わりです。


2018年9月16日日曜日

トランスファーのヨーク旋盤加工



ランクル60.  トランスファーオイル漏れ
 
 
漏れの原因はプロペラシャフトの取り付け部分の
フランジヨークの根元にあった


フランジヨークは、プロペラシャフトと同じ回転で回っているので
消耗品の一つと考えてもおかしくない
トランスファーのオイルシールが原因で漏れる場合、
シールだけを交換するケースが多い


フランジヨークの先端が虫くい状態
 

虫くいとは、車業界用語で、虫が食ったように見えることから言われており
酸化して錆びた状態のことである
 
エンジン内部のシリンダーにもこの虫くいがみられる場合がある
を動かさずにいると、いたる所で虫くいが起こる 
昭和の名車60も、年数が経っている為、虫くいになっている
 
フランジヨークの先端部は、オイルシールの当る先なので、
オイルが付着していれば錆びない
のヨークに付いているプロペラシャフトは、フロントデフに入っているので、
年も4駆には入れてないと思われます

ランジヨークはもうメーカーが生産中止で部品が手に入らないので
溶接で肉盛りをして旋盤で加工する事にした
 
 
 

の方法は難しく、熱を加え過ぎるとシャフトが膨張し
曲がりが出て、スプラインにヨークが噛まず、フランジが
トランスファーに取り付けられなくなるので、慎重に
手早く済ませた
 


 
先日購入した旋盤で加工をした
作業工程は、加工するのに必死で撮れなかった σ^_^;
 
 
旋盤加工後  フランジヨーク


肉盛りシャフト加工は0.05mm外径を太くした
これでシールの当たり面が広くなり当分漏れないだろう

単体の依頼は、加工が出来ない物もあるので、まずは
電話でご相談のうえ、打合せをさせて頂ければと思います