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2018年9月16日日曜日

トランスファーのヨーク旋盤加工



ランクル60.  トランスファーオイル漏れ
 
 
漏れの原因はプロペラシャフトの取り付け部分の
フランジヨークの根元にあった


フランジヨークは、プロペラシャフトと同じ回転で回っているので
消耗品の一つと考えてもおかしくない
トランスファーのオイルシールが原因で漏れる場合、
シールだけを交換するケースが多い


フランジヨークの先端が虫くい状態
 

虫くいとは、車業界用語で、虫が食ったように見えることから言われており
酸化して錆びた状態のことである
 
エンジン内部のシリンダーにもこの虫くいがみられる場合がある
を動かさずにいると、いたる所で虫くいが起こる 
昭和の名車60も、年数が経っている為、虫くいになっている
 
フランジヨークの先端部は、オイルシールの当る先なので、
オイルが付着していれば錆びない
のヨークに付いているプロペラシャフトは、フロントデフに入っているので、
年も4駆には入れてないと思われます

ランジヨークはもうメーカーが生産中止で部品が手に入らないので
溶接で肉盛りをして旋盤で加工する事にした
 
 
 

の方法は難しく、熱を加え過ぎるとシャフトが膨張し
曲がりが出て、スプラインにヨークが噛まず、フランジが
トランスファーに取り付けられなくなるので、慎重に
手早く済ませた
 


 
先日購入した旋盤で加工をした
作業工程は、加工するのに必死で撮れなかった σ^_^;
 
 
旋盤加工後  フランジヨーク


肉盛りシャフト加工は0.05mm外径を太くした
これでシールの当たり面が広くなり当分漏れないだろう

単体の依頼は、加工が出来ない物もあるので、まずは
電話でご相談のうえ、打合せをさせて頂ければと思います














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