トップロードが手掛けたカスタム・車の修理・オリジナル制作パーツなど車の情報をUpして行きます!

2017年1月3日火曜日

ランクル80エンジンオーバーホールここが違う❹

ランクル80エンジンオーバーホール               4x4 トップロード

ここが違うオーバーホール
エンジンチューニングをする場合、大きく分けると、

1、圧縮を上げる
2、バランスをとる(ピストン、コンロッド、クランクシャフト、プーリー他)
3、カム変更 (ハイカム)
4、ボアアップ(排気量UP)
5、ポート研磨
6、過給機取り付け 等

簡単な説明

1、 圧縮を上げるには、ヘッドの研磨で必要以上に削り上げる方法と、クランクシャフトを
    変えてピストンのストロークを変えて圧縮、排気量UPする方法がある。

2、 ピストン、コンロッドの重さを測り、百分の一に重さを合わせる。
    重さを合わせる事により、6気筒全てのピストン、コンロッドが爆発後同じ出力をクランク
    シャフト   に伝達するため、効率よくクランクシャフトが回り、回転がスムーズに上がる
    又、直6エンジンの場合クランクシャフトも長いのでバランス調整、それに伴うプーリーや
    クラッチまでバランス調整する。

3、 ハイカムにすることにより、吸入空気量を増やし爆発力をUPする。
  エンジンの性能曲線が変わり、エンジン回転数でのトルク、馬力の曲線が変わる。
  よって、エンジンの性能が変わり、レスポンスや途中から伸びが体感できる。

4、 シリンダーボアUPにすることにより、排気量をUPし、トルク、馬力のUPが見込める。

5、 ポート研磨することにより、吸入空気量が多くなり、爆発力が上がり、エンジン性能曲線も
     変る。回転数でのトルク、馬力の曲線も変わることから、レスポンスも良くなる。

6、 ターボ、スーパーチャージャーを付けて、加圧したエアーを送る為、爆発力が上がり、
  トルク馬力もUP別物のエンジンとなる。

簡単な説明になりましたが、時間をかけて手を加えただけ良いエンジンとなり、素直に答えてくれる可愛い生き物に思える。



シリンダーヘッドオーバーホール


シリンダーヘッドは、エンジンオーバーホールする上でかなり重要なウエートを占めている。
















EX、INバルブオーバーホール


 


シリンダヘッドに組み付けてある
EXバルブ、INバルブのバルブ
クリアランス、バルブの当たりを
とるのも大事な作業である。

今回はカムタイミングを変える
カムギヤは変更せず当たりを取り、
バルブシート部分の加工をする
ことにした。
EX、INバルブの当たりを調整
バルブスカート部分とシート部分を
タコを使って回しながら当たりをとる。
当たりをとる専用工具もあるが、
時間を掛け、タコで手触りの感触で
当たりをとるようにしている。

OHVの場合、当然だが、当たりを
とることにより、バラブクリアランスでシムの厚みを規定値に合わせ、全てのシムを交換調製しなければならない
ここでバルブクリアランスを全て同じに数値を合わせる事により、調子の良いエンジンになる。

                                                     

 


バルブの開き始め、閉じるタイミング
がすべて規定値であれば、効率よく
エンジンが回り、バルブのオーバー
ラップの時間で、トルクまで変わって
くるので難しい。


バルブ当たり調整














バルブシート裏側、吸入空気ポート
研磨
INテークバルブシートの裏側が、
殆どのエンジンがエアーが引っか
かるようになっている。
この部分を削りエアーが抵抗なく、
スムーズにシリンダー内に入るよう
加工、研磨する。
この時、削り過ぎ、シート部分に傷を
付けないように神経を使い加工しなけ
ればならない。
1FZの場合1気筒に4バルブあるので
6気筒で24本仕上げに時間が掛かり
ますね。





 



エアーが引っかかる、INバルブシート裏側

バルブスプリングの強化もあるが、
4駆の場合高速回転は必要ないので
省略しました。












                               
吸入ボード研磨

吸入ポード研磨は難しい!
ポートを加工削り過ぎれば調子が悪く
なり最悪ヘッドを交換しなければいけ
なくなる。

逆に研磨したつもりでも、仕上がり
次第で加工する前と変わらなくなる
神経を使う個所である。






カムシャフトコーティング

トップロード独自のカムシャフト、
クランク、ジャーナルのコーティング
します。
コーティング剤を塗り、ある一定の
温度以上にコーティングします。

このやり方はもう何十年もやって
いるが、調子が良く長持している。





エンジンは手を掛ければ掛けるだけ、良いエンジンになり新車時以上の性能を発揮しますね。

ライトチューニングで今回は行いましたが、フルチューニングもお受けします。
調子が悪いエンジン、異音等気になったら、オーバーホールする前に
トップロードにご相談ください!




出来上がり1FZエンジン

リビルトもお受けします。











ユーザーの方に120Kぐらいから伸びが良いと言っていただき
喜んで頂きました。
勿論低速からのレスポンスも良くなっていました。

2016年12月31日土曜日

ランクル80エンジンオーバーホール❸

ランクル80 エンジンオーバーホール                 トップロード
走行キロが多くなると、スラッジやカーボンが溜まり
オイル上がり、下り、出力低下に繋がる。

シリンダヘッドを外した状態

カムシャフトも外した状態で
やはり汚れている。
タペットカバーのブローバイ関係も
しっかり掃除が必要ですね。










 外したピストン 80用1FZ

2UZコンロッドより1FZの方が
首が少し太い。
やはりここも汚れている。









           

                       
ピストン・ピストンリングの溝も綺麗に掃除。
勿論スラッジの影響によりシリンダーの傷やオイル上がり防止。
オイルリングの溝、ホールは特に綺麗に掃除する。

ピストンリングの交換
ピストンリングの合わせ位置、順番がありますが、トヨタ純正マニュアルをご参考に。

省略します。



 

















左 Before

右 After












 

汚れが酷い場合など
サンドブラスター等で掃除
すると楽ですね!








クランクシャフトも綺麗に掃除します。
ジャーナル部分の傷も点検、オイルの通るホールもしっかり掃除します。
エンジンが壊れた場合このクランクシャフトも曲がり修正、昔はジャーナルが当たる部分の肉盛りもよくやったものである。

フロントシールの当たる部分の傷もペーパー等で研磨すれば、オイル漏れを起こすスパンが長くなります。

ジャーナルの選択はマニュアルを参考に。




                            つづく

2016年12月24日土曜日

ランクル200リフトアップ 8インチ


ランクル200    toproad





オーフェンダー        35mm
リップスポイラー      F .R
ボディリフト            4インチ
アクティブサス固定 3インチ
タイヤ                   35-12.5-20
ホイール               9.5j-20
補強パーツ
バックランプ (LED)
サイドミラーカメラ (広角)
シュノーケル (ボディ色)
ワイドスペーサー (25mm)



バックランプをリヤバンパーに埋め込みました。




オーバーフェンダーのラインをボディに合わせ
綺麗な出来上がりにこだわりました。


http://toproad4x4.car.coocan.jp/











2016年12月15日木曜日

ランクル80エンジンオーバーホール ➋

う80 1FZエンジンは、良いエンジンだと思う。
ただ、どのエンジンもそうだが、オイル交換次期が遅れ、
スラッジが溜まると、異音が出て苦しみながらエンジンが
回っている車がある。
人間でいうと、丁度血液がドロドロになったのと同じ
ようなものだと思う。
スラッジが溜まると、摩擦部分は磨耗し、音が出て
最悪破綻。
血液もドロドロになれば、血管が破裂、最悪な状態になる。
まめなオイル交換が必要であると考えられますね。







よく見るとカムシャフトのキャップを外した部分に傷がある。
ここも後で修正する必要がある。
このまま使用していると、カムシャフトとキャップのクリアランスが大きくなり、音が出てくる事になるでしょう?

つづく












2016年12月13日火曜日

ランクル80エンジンオーバーホール ➊


ここが違う!
トップロードで行なう80のエンジンオーバーホールは、
ノーマル以上の出力を期待できる技です。
やり方は、3種類
1.フルチューン  オーバーホール
2.ライトチューン オーバーホール
3.ノーマル オーバーホール


今回は、ライトチューンでのオーバーホールになった。
13万キロ走っているこのエンジンは、やはりオイル漏れ、
若干の異音、ラジエター水の漏れた跡などがあった。


ベースのオーバーホールは、省略

                    つづく




















2016年12月11日日曜日

フォードブロンコオイル漏れ ②

フォードブロンコオイル漏れ エンジン

このブロンコは、約48年ぐらい前に誕生した車で、
四駆の中でも人気車の一台である。
















エンジンの漏れは一箇所ではなく色々漏れている
・タペットカバーパッキン
・オイルパンドレンコック、 オイルパンパッキン
・パワステホース、ポンプ本体

パッキン交換等は、簡単な修理なので省くことにする

オイルパンのドレンの根元のオイル漏れが酷い
ドレンのパッキンを何枚か入れてあり、液状パッキンを
塗ってあったが漏っていた。
コックの当たる部分が変形しているための処置なのか?

コックのねじ山も少し崩れている。
普通はオイルパン交換でしょう?
















オイルパンを外し、コックのメスの部分を溶接、タップを立て、コックのメスを
平らにしようと思ったが、3歩歩いて気が変わった。
ナットを溶接すれば?,
簡単な事に気が付いたのだった(笑)
















オイルが漏れている部分が凹んでいる
















ナット溶接
















ステアリングポンプ本体オイル漏れ
ここも低圧ホースの取り付けパイプの根元に
クラッグが入っていて、オイルが漏れており
そこからオイルがフレームまで伝わっていた。
















この部分も溶接したが、薄いため大変であった
永く乗る為には、細かいメンテナンスが必要ですね。😄


2016年12月10日土曜日

フォードブロンコオイル漏れ ①

このブロンコは、約48年ぐらい前に誕生した車で、
四駆の中でも人気車の一台である。
2ヶ月前、お客さんの紹介で入庫。
(オイル漏れ修理は、熟練した経験が必要なのかな?)

古い為、勿論あちこち悪いところも出ていた。
やはりオイル漏れが一番多い問題?
かなり酷い状態だったが、2ヶ月経ち点検したが、
漏れも無く異常がないので紹介する。

オートマチックトランスミッションのオイル漏れ


漏れている部分は3箇所、オイルパンの取付部、
バキュムセンサーの取付部、そして一番漏れていたのが
ニュートラスイッチ取付部。
オイルパンは、パッキン交換。
部品が国内にあった為、そのまま交換。
バキュームセンサーもうちの店にOリングがあったので、
こちらも交換で終わった。

     A/Tバルブボディを外した状態

一番の漏れが多いニュートラルスイッチ根元のシャフトシールは
交換してあり、この車の場合、このシャフトが二重になっており、
内側のシャフトからのオイル漏れが多かったので、
Oリングを交換する事になった。
バルブボディを外さなければ交換が出来ないので、
ちょっと腕に自信がないと出来ないかも(^-^)




 外したバルブボディ















ニュートラルスイッチバルブコントロールシャフト















シャフト外側は、バルブボディのコントロール。
内側は、キックダウンのコントロールである。

懐かしいミッションである。
30年ぐらい前、まだ俺が小僧の頃だ!
師匠にマスタングのA/Tミッションのオーバーホールを
教えて貰った事を思い出した。(笑)